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IPアドレスの返却
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IPアドレスの返却とは
割り当て・割り振りされたIPアドレスを、割り当て・割り振りを行った事業者や組織に返すことを「IPアドレスの返却」と言います。
返却されたIPアドレスは、割り当て・割り振りを行った組織の在庫となります。
例えば、ある企業がJPNICの指定事業者(JPNICから割り振りを受け、IPアドレスの割り当てを行う事業者)から割り当てられたIPアドレスを返却する場合、返却されたIPアドレスは指定管理者の在庫となります。このIPアドレスは依然として指定管理者の管理下にあるため、再度割り当てを行うことができます。
一方、指定事業者がJPNICから割り振りを受けたIPアドレスを返却する場合、返却されたIPアドレスはJPNICの在庫となり、指定者の管理下ではなくなります。
APNICのIPv4アドレスの枯渇によりIPv4アドレスの分配ポリシーが変更され、「最後の/8ブロック」と呼ばれるIPアドレスブロックから各企業・組織ごとに上限を定められたアドレスブロックの割り振りがされています。
まとめ
- 割り当て・割り振りされたIPアドレスを、割り当て・割り振りを行った組織に返すことを「IPアドレスの返却」と言う。