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DFLS(Daily Feedback Loop System)調査について

目次

DFLS(Daily Feedback Loop System)の仕組み

今回は、DFLS(Daily Feedback Loop System)について実際どのようなフローで調査が行われるのかを解説します。

主にDFLSの調査では以下2つの段階があります。
・フィードバック情報が正しいものか確認する
・データを更新するIPアドレスの範囲を決定する
ここではそれぞれの内容について解説していきます。

フィードバック情報が正しいものか確認する

フィードバック情報が正しい物かどうかを確かめる方法として、ネットワーク機器の位置情報を活用しています。

フィードバック情報に含まれるIPアドレスに到達するまでに経由したネットワーク機器の位置を確認し、提供された位置情報と合致するかどうかを確かめます。

例えば、愛知県で利用しているにも関わらず「東京で使っている」と虚偽の申告をしたとしても、経由したネットワーク機器の情報を確かめれば、東京ではなく愛知県で使われているIPアドレスであるということがわかります。このようにして、確実な情報を元に調査を行っています。

提供されたデータ

データを更新するIPアドレスの範囲を決定する

フィードバック情報に含まれるIPアドレスは通常1つです。しかし、特定の位置や地域で使われているIPアドレスが一つだけという事は稀で、多くの場合数百~数千単位のIPアドレスがまとまって割り当てられています。フィードバック情報に含まれるIPアドレスは、そのグループに含まれる一つのIPアドレスです。

そのため、フィードバックのあったIPアドレスの情報だけを更新するのではなく、そのIPアドレスが含まれるグループ全体の情報を更新する必要があります。

IPアドレスのグループの大きさは、IPアドレスを利用している企業や管理しているISPによって異なるため、同じグループとして使われている部分を特定する必要があります。

フィードバックのあったIP

まとめ

  • DFLS(Daily Feedback Loop System)では、まずフィードバック情報が正しいかどうかを確かめる。
  • 正しいという事が確認できたら、データを更新するIPアドレスの範囲を決定する。

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